2017年度講演会開催される

              ☆ 文 化 講 演 会 ☆

 北浦和校協議会の文化講演会(第9期担当)が2018122日浦和コミュニティセンター多目的ホール(パルコ10F)において約200名の入場者を得て開催されました。開催に先立ち第9期笹川会長からの挨拶、引き続いて講演者の紹介などが行われたのち講演会が始まりました。

 講演は二つの名前を持つ(新内は三浦流家元:三浦屋千代里、端唄は柏葉流師範:柏葉すみ千代)さんです。江戸文化「吉原」の仕組みや情話などを聴講しました。吉原は江戸時代以来の遊郭地(東京都台東区北部)で、また同時に音曲、浮世絵、歌舞伎、文学などの江戸町人の社交場としてさかえ、江戸文化の源泉であったようです。1657年の明暦(1655年~1658年の元号)の大火後、現在の台東区千束に移転し、ここは新吉原と云われました。1957年(昭和32年)防止法の施行で吉原遊郭の歴史は終わりました。

 講座の内容は江戸文化の吉原の仕組みをスクリーンに映し出し解説があり、クイズ「大江戸検定」(正解者には景品)などが行われ、次に吉原であった情話をスクリーンに映し三味線の音に合わせ、新内の語り口で一話が演じられました。会場は新内や新内流し・端唄・都々逸など三味の音と演者の語り口などに引き込まれているうち終了の時間となり幕が下されました。 北協各期の皆様方には文化講演会の開催にあたり、ご支援ご協力に感謝申し上げます。 (9期HP委員:松本)